阪神淡路大震災・新潟県中越地震で倒壊した木造住宅の多くは、壁の耐力不足や配置バラ ンスの不備による偏心(ねじれ現象)、及び土台・柱・梁(構造材)の接合部の不備で起
こる「柱抜け」が主な原因でした。
倒壊した木造住宅には昭和56年に制定された新耐震基準以降に建てられた住宅も数多く あり、平成12年6月に改正された建築基準法以前に建てられた木造住宅は、その構造や強度が現在の建築基準を満たしていない、耐震基準不適格な住宅となっています。
耐震改修が必要とされる基準不適格な木造住宅は、全国に約2600万戸あると言われ、 政府では平成15年に耐震改修の促進に関する法律を定め、今後10年の間に耐震化率を90%にする目標を掲げています。
平成12年6月に建築基準法が改正され、木造住宅の倒壊の要因となった柱抜けを防ぐ金物(ホールダウン)が、2階建ての木造住宅にも規定され使用されるようになった。